スタッフの努力
かはー「昨日の朝」
朝、定休日の飼付担当だった三井さんから連絡が流れる。
羊のお母さんが一頭アヤしいと!
そう、出産が近くなると、段階に応じてさまざまなサインが現れます。(普通ならば)
例えば、座り込む・立ったり座ったりソワソワ・すぐにエサを食べに来ない・反芻の回数が減る、していない・呼吸のリズムが通常でない
などなど…
「そのあと、無事に産まれた!」
出産の兆候を見つけた三井さん。
そのお母さんを出産のお部屋に移動した後、無事に赤ちゃんを産むことができました。
「双子でした!」
一頭産んで、安心するのはまだ早い、二頭目がありました!
双子を無事出産し、優しく我が子を舐めるお母さん…
※もし生まれた子が極端に小さい、お母さんのお腹が比較的大きいなどがあったら3頭目も疑います。まぁ、羊(コリデール)ではほとんどないですけど。
「サフォークのオシオ」
ここ1週間ほど、少し出産兆候があったりなかったりして、座ることがほとんど(ほぼ異常行動)になっていました。
北海道士別市から来たオシオ、いよいよ出産…
普通で無いここまでの経過に、不安を抱きながら朝から対応してくれたハタノお姉さんとミツイお兄さん。
「生まれましたが…」
結末から書きますが、二頭とも生きることは叶いませんでした。
オシオの一頭目の子は死産。
そして、二頭目の子は何とか息をしており、ハタノさんミツイさんが懸命に保温加温して、何時間も手をかけて頑張ってくれたのですが…
健康なサフォークの仔なら、5キロほどあったりする(コリデールなら2〜2.5キロほど)のですが、とても小さくて…
体は白い毛に包まれたサフォークですが、生まれたばかりは真っ黒。
不在だったマツダお姉さんも、一頭でも無事に産まれた仔をの写真を見て「真っ黒なんですね」と喜んでくれていたのですが…
命がけでは無い出産は無いですよね…
※どこまで書くか少し悩みましたが、概要は書いてしまいました。
「その近くでは」
スヤスヤと可愛い寝顔を見せる、生まれたばかりの子ヤギたち…
元気に暮らせ…
ところで…
そこはエサ箱だ…
「蹂躙(じゅうりん)」
そんな愛らしい、生まれて1週間ちょいの赤ちゃんたちに蹂躙されるオトナヤギが一頭。
小さな子ヤギは、柵の隙間をスイスイ通り、お隣の「シラスさん」の部屋へ突入し放題!
踏まれるわ体当たりされるわエサは奪われるわ…
「こ…このベィビーギャングを何とかしてください…」と、目で訴えるシラスさんはナミダ目…(↑証拠写真)
…弱すぎる…
頭はいいんですが。
そんなシラスさんを他のヤギと一緒に飼ったら、本当に生きていけません。(真実)
「わたくしは…」
静岡の駿府城横のビルで朝からカンヅメで書類作り。
「昨晩」
昨夜も担当していたハタノお姉さんから、また一頭無事に出産があったと連絡が…