ルンちゃんは・・・普通では無い馬?
「残した菜の花をバラバラに・・」
日曜日まで残しておいた、ハイジのブランコ前のちょびっとナノハナ。
昨日、「草刈機マサオ」で刈る。
ものの5分で完了。
「作業後」
緑肥(りょくひ)的な意味もあり、地面にすき込みます。
緑肥とは、植物を育て、それを裁断してすき込み、地力を回復させるやり方です。
育てる植物の品種ややり方によっては、
●アレロパシー効果(特定の化学物質を出し、害虫や雑草を抑制する効果)
●土中の窒素が増える(栄養が増える)
●菌根菌が増え、団粒構造(良い土)になりやすくなる
●特定の線虫(害を与える生き物)減少
などの効果があるものもあります。
代表的な緑肥植物は「レンゲ」「ヘアリーベッチ」「麦」等です。
「コイノボリ前も全て刈る」
羊の家に向かう途中のナノハナ畑も刈る。
濡れて滑りやすかったですが、まぁ何とかする。
ほぼ1時間で完了しました。
堆肥や肥料を入れてすきこみ、別の畑で育てているヒマワリを(苗の状態で)植え付けます。
「堆肥舎」
その堆肥を作っているのが「堆肥舎」。
どうぶつの糞や敷料は、そのまま畑に入れては、育成障害が起きます。
しっかり発酵させることで、悪い菌を減らし、分解が進む事で「植物が吸収しやすい栄養」になります。
「菜の花のとなりでは」
豆とカボチャの間を草刈り。
エンドウ豆とソラマメが下側、上側ではオバケカボチャが育っております。
そんな空豆は・・・
「ソラマメの名前の由来」
空豆の実が出来つつあります。
トラクターバスガイドツアーでも、実物をお見せしながら説明しますが
「豆が空をむいてできるから」がソラマメの名前の由来。
たしかに!
「刃を手入れ」
菜の花を刈り散らかしたのは、草刈機マサオですが
これは「ハンマーナイフ方式」という、植物の裁断に向いている構造です。
「ブラブラした刃(写真の)」が、高速回転しながら対象物に連打をたたき込むので
多少の樹や石でもバラバラにしてしまう破壊力です。
切れないからと、刃が止まったり食い込んだりしにくい素晴らしい構造。
考えた人、エライ。
「堆肥舎」
堆肥は好気性細菌の活躍によって発酵が進みます。
ですから、切り返しや曝気(ばっき:空気を送り込む方法)は発酵促進効果があります。
昨日はマツキお兄さんが、重機で切り返しをしてくれました。
「昨日は月に1回の装蹄」
馬の靴「蹄鉄」を履き替える、月に1回の装蹄日が 昨日。
古い鉄を外し、蹄を削ったら、新しい蹄鉄をクギで打ち付けて留めます。
クギの頭は、蹄壁(ていへき)の高さの「地面から3分の1ぐらいの位置」に出るのが理想的。
「鎌形蹄刀(かまがたていとう)」
蹄を削るための専門の道具。
馬の文化は世界中にありますが、この鎌形蹄刀で削るのは
日本を含めたアジアの一部地域だけの文化。
価格は1本5000円ぐらい。
※この写真の蹄刀はものすごく使い込んであり、刃の部分がそうとう薄くなっております
「虫よけの工夫」
缶のフタに、ヘイキューブ(飼料)をのせ、一部に火をつけると・・・
この様にケムリが出続けて、ブヨやアブ等の虫よけになります。
ムシは煙が嫌いですから。
「ルン」
ルンちゃんが大好きな人は・・・・
サイトウお姉さんといつも遊びに来てくれるお兄さん(お客様)。
二人の姿を遠くに見つけただけで、興奮(*’ω’*)=3
ルンちゃんは、じつは北海道で死にかけていた経歴があります。
馬の群れがクマに襲われ、そんな中でヨロヨロガリガリで生きながらえているところを保護されたのがルンちゃん。
その時、馬のメキキができる人が、ルンに触れたり乗ったりしてみると・・・・
「こいつぁ普通の馬と違うぞ・・・!?」とピンときたのです。
そしていろいろあってまかいの牧場にやってきたのですが、やはり普通の馬と色々違います。
馬としての心でなく、人としての心がある 、そんな風に感じる不思議な馬、ルンちゃん。
(「サイトウお姉さんが触れる時」と「私が触れる時」の「態度の違い」がすごいぞ・・・オイ・・・(-_-;))
※お客様では、お兄さんだけでなく、常連のYお姉さんも大好きだよネ
Comments
こんにちは。毎日ブログ拝見させていただいております。
ルンちゃんが好きでいつも遊びに来ています。
(最近、ヤギのすももちゃんからも猛アタックされてます)
ルンちゃんはやきもち焼きな所もあるのか、他の馬と触れ合っていると「アタシに構ってよ〜」と言わんばかりに前掻きしたり白目ギョロギョロしながらヘドバンしてきますw
帰ろうとすると引き留めるかの如く見つめてきたり、首で巻きついてきて馬房に留めようとしたり甘え具合が加速してる気がします( ˊᵕˋ 😉
(そんなまかいの牧場の動物達の動画をちょこちょこYouTubeに動画投稿してます)
古傷があるというのは伺っていましたが、中々壮絶な過去をお持ちのようで…
PS.表情はウットリしてるのに耳が斜め後ろに向くのはどういう気持ちだいルンちゃん
ありゃ!ありがとうございますぅWWW
( ̄▽ ̄) そりゃあもう、耳が後ろになるほど 心が躍る方向に「ピョーッ」となっているからですよう♡