「フラグを回収する」を実践する
「火曜日の朝」
朝6時からのモーニングセミナーに向かう。満月が美しい朝。
「この巨大な樹を倒す」
昨日の午前中のお題は
20メートルはある、枯れてしまったナラの木を倒す。
この1件は、
今までたくさん木を切ってきた中で、じつは最も難しい問題でした。
「こんなにデカい」
右下に写っている人影で大きさが分かるかと思います。
でも、この樹の問題は大きさではありません。
「重機が全く近づけない」「樹の重心(傾き)が建物の方」「倒してよい方向がただ1点しかない」という問題です。
「重心が建物方向」
マーラの小屋に向かって枝や木全体が傾いているので、
これ以上枝を落とすこともできない。
「倒す寸前の1枚」
建物の方に倒さないように、社長から特別丈夫なロープを借り、
2方向からそのロープをかけました。
そして、「矢(切り口に打ち込む三角形:写真下の方の物)」を打ち込みながら重心を徐々に移してゆく。
この最後の15分程は、倒木がマーラの建物を破壊しながら、その向こうの「ふれあい中のお客様」まで吹き飛ばす可能性すらあったので
保安要員を3名配置し、「大惨事が起こってもモノだけ」で済むようにしながら 慎重に進める。
「大成功」
「滝とシダレザクラの間のわずかな隙間」しか倒せる方向が無い中で
まさにそこに倒すことが出来ました。
倒れた強い衝撃とナラ枯れの為に、幹の部分はグシャグシャに吹き飛ぶ。
ナラ枯れが憎い。
「そしてなくなった」
となり(写真右)の木もいつか倒さねばならないようだが、
そこは周りを全て建物に囲まれているという、もっと難易度が高い状況。
「午後は白糸ファームさんへ」
無農薬の地元のお米農家、白糸ファームさんへ稲わらを(飼料用に)頂きに行く。
「1枚の畑から16ロール採れました」
「こんな」
ロールベーラーでできるロールはこれ。
これを乳酸発酵させて、サイレージを作ります。
回収に来たマツキ君に私が言う。
「いままで、農家さんに行って【ここは車で入ってもハマらない、大丈夫な畑だから】と言われて入ったら、予想どおりハマったことが2回あるよ。その経験がある私が言う【4駆の車は、この畑はハマらないから大丈夫】」。
「何とか奥まで進む」
タイヤの跡を残しながら、軽ダンプが奥まで進む。
なんとか走る事が出来る。(?)
「美しい富士山をご覧ください」
写真右上をご覧ください。
赤富士が美しい。
左下は…
「盛大にフラグを回収する」
車がハマる。
マツキ君から「盛大にフラグを回収しましたね!」と褒められる。
( ゚д゚)ハッ! ホメラレテネェ!
「そして迷惑をかける」
明日のブログのメインネタにしよう。
と思いながら、トラクターで引っ張り出される車を撮る。
ゴメンネ~💦