職場体験を一緒に。
「実習にきたI君は、入社希望者の一人」
まかいの牧場では現在入社希望者を受け入れ中。
その希望者の内の一人I君は、まかいの牧場で春に実習をしていました。
3日間ほど、実際に職場に入って仕事を体験する+スタッフ側も人となりを見る という目的での職場体験。
3日目の昨日は、I君は私と一緒に行動。
大根の間引き作業や、傘修理依頼物の分別と梱包、機械の修理や各部署からの依頼対応など多岐にわたる新海さんのお仕事をお手伝いしながら体験する。
↑まかいの牧場の貸カサは、修理保証も付いているので、直せるものと直せないものを分別して送る。(判断する作業)
「機械の修理」
我々では直せない修理を、農機具屋さんがしてくれたので
「なぜ壊れたか、今後の扱いはどうすべきか」をしっかり聞く。
それを皆に伝えることで、皆のレベルとやる気が上がり、経費も抑えられて
作業効率も上がる。
「お金さえ払えば直してくれる業者さんがいる」という安心感では
最低のお仕事。
「交換」
温まらなくなった便座は直せない。(直した方が高価になりますとメーカーに言われた)
壊れたものは交換する。
「大根の間引き菜は大人気!」
大根は、少し多めにタネをまき、少し育ったら、大きいものを残して小さいものを間引きすると、良いものができやすい。(やり方はいろいろありますが)
間引きした大根は、葉っぱがおいしい。
レストランやスタッフに活用してもらって、無駄なく活かします。
収穫体験や販売するのはなかなかできません。
すぐシオシオになってしまう大根の葉を、抜いて、洗って、綺麗に整えて、ビニール袋に入れて値段をつけて、(例えば)30束作ったら…
その内の10束が売れて、売り上げが1000円(@100)。経費と人件費でマイナスです。仕事として成立しない。
人に喜んでいただく、は大切ですが、
そんな継続性のないことでは「仕事」とは言えませんから…
「穴をふさぐ」
山の上に物を運び届けるついでのお仕事で、アスファルトに空いた穴に砂をササッと入れて平らにしてから
レストランから出た食用油(廃食油)をドブドブかける。
砂と食用油をまいておくと、2週間ぐらいでコンクリートみたいにカチカチになるんです。
地下にも浸透しないからべつに地下水汚染もないし、経費もゼロ円だし なかなかいい。
(固まるまで通ってはダメ ではありません)
「お」
夜、副社長と共に外に出ると、壁にヤモリが。
ヤモリは「屋守」で、建物を守る。
イモリは「井守」で、井戸を守る。
(人にとってみても)良い子たちです。