カエンタケ、場内で発見。
「入口、今日(水曜日)形だけは出来上がる予定!」
昨日、最後の工事の一つ入口ゲート建設が
仕上げ!
ここは大工さんのプロの技で・・!
「装蹄師さん」
昨日は1ヶ月に1回の装蹄。
6頭の馬の蹄鉄をかえる作業。
その際、そこに登場したのは・・・
「ウサギの赤ちゃん」
じつはお母さんウサギが、産んだと同時に急死してしまい、
目も開かない幼いウサギをハラノお姉さんなどが頑張って育てていました。
ミルクを上げるにも、数時間に1回、1回あげるにも
1滴づつ、それも慎重にあげないと
1回、コフッと肺に入ったらもう命が危ないという
大変難しい飼育だったのです。
ちなみに、獣医さんから他の施設の方まで異口同音で「その大きさのウサギの子は飼育するのは無理です」と言われていました。
そこに挑戦して、経験を積んできたセンパイがヨシダお兄さん。
ネットでも「ほぼ無理です」という情報ばかりの中、ここまで育ったこの子は「ダイズちゃん」。
「ハラノお姉さん」
普通には無理な事にも挑戦したハラノお姉さん。
哺乳の時間も勤務時間内だけでなく、毎日家に連れかえってお世話。(今も)
お仕事時間内も、他のスタッフも時間が作れるように協力したりして
ハラノお姉さんを支えて。
頑張っています!
「食われたカブトムシが」
小さい。
カブトムシのいない夏。
クワガタもほとんどいない。
「カエンタケと富士山」
右下の赤いのがそう。
危ないキノコなのですが、昨日発見されました。
毒性は
●近づいただけでも皮膚がヒリつくことも
●さわると皮膚がただれる
●食べた場合、3gが致死量
「こんな生え方」
強力な毒!
と言うだけで、怖い!と思うかもしれませんが
毒キノコは触っただけでどうこうなるものはほとんどありません。
しかし、
このカエンタケだけは別物。
発見次第、スタッフが注意して除去する必要があります。
※入口に注意喚起のご案内を出します。
「営繕さんを集めて情報共有」
社長も入ってレクチャー。
①見つけ次第除去(2重の袋に入れて焼却)
②情報共有とパトロール
③各ナラ枯れの木に表示を出す
をスタッフ皆で進めます。
【キノコだけを除去しても根絶にはあまり意味がない】。キノコの本体は「木の中に伸びた菌糸」その胞子(タネの様な役割)を放つために「子実体(しじつたい:キノコの事)」を作っているのです。※植物で例えると、花を摘んだだけではその植物は一切枯れない、と同じような感じです。
【ナラ枯れのせい】
カエンタケは、ナラの仲間の木が枯れた時にそこを苗床にして増える性質があります。ナラ枯れで枯れた樹がそこかしこにある、今の状態は、まさにカエンタケ繁殖の条件が整った状態。これは・・・何十年も続く長い戦いが始まった・・・
※他の木でも見つかりました。ジブリの「ナウシカ」で根を斧で切って粘液がでて「この森はもうだめじゃ・・・」と言ったセリフを思い出しましたが・・・
ナラ枯れ、目の前を飛ぶ謎のハエ、クマ、スズメバチ、カエンタケ、シカやイノシシの害、カブトムシが全くいない夏・・・・
じつは全てがどこかでつながっている。そんな事を感じます。