カタクリの花が咲き始めました
お知らせ
まかいの牧場では、カタクリの花が見ごろを迎えています。
カタクリは落葉樹林に咲く春の花で、早春に他の草木よりも早く芽を出し、初夏には休眠状態となってしまいます。
このような生態の植物は総称として「スプリング・エフェメラル」と呼ばれています。直訳すると「春のはかないもの」「春の短い命」というような意味で、俗に「春の妖精」と呼ばれることもあるようです。
近年では自然の群生地も減っており、野性下での群落を目にする機会は少なくなっているようです。
カタクリは種から育てると、平均して7~8年で花が咲くようになります。
まかいの牧場では、約10年前に20株分程の種を蒔き、ここ数年で花を咲かせるようになりました。今では100株以上の群落が、薄紫色の可憐な花で楽しませてくれています。
※見頃は1週間程度を予定しています。